和紙のもつ素材感、風合い、温もり。美しい本物の和紙で、ゆとりある生活空間を愉しんで頂きたい。
そのような想いから、日本国内にある素晴らしい技術を持った工場を、より良い製品加工方法を
求め探し巡り、和紙織物クロス HYPER NATUREは生まれました。
HYPER NATURE VOL.3では、より革新的な「撚り」と「織り」の技術に、「白」と「異素材」
そして「染め」を加え、新たな表情のある新作に挑戦しました。
季節ごとに変わる光や空気の中で、伝統の技と近代の技術から生まれた
和紙織物クロス HYPER NATUREを愉しんで頂ければ幸いです。
HYPER NATURE VOL.3では、新たな新作9点を加えました。「FIND WHITE」シリーズでは、白にこだわった3点。
同じ「白」でも、ニュアンスや表情が異なり、陰影も変わります。「白」の織りなす違いを愉しんで頂ければなによりです。
「DYEING(染め)」シリーズでは、材料選定とそれに合う染色のコラボレーションに挑戦。
染めの綺麗な色と「撚り」のランダムさが重なり合い、奥行きのある透明感を織りあげた3点。
「MATERIAL MIX2」では、「麻」と和紙の異素材のコラボレーションのバリエーションを3点増やしました。
どのシリーズも技術と素材の合わせ技で、どれが欠けても成り立ちません。
和紙織物クロスHYPER NATUREは、材料となる和紙の製造から
クロスの織り上げまで、その全ての工程を国内で行っております。
①漉く(すく)、②截る(きる)、③撚る(よる)、④織る(おる)。
この4つの大きな工程を、愛媛県、愛知県、京都府の1府2県に渡り、それぞれの地域の
技術を活かした専門の工場で製造しています。日本の優れた技術と、職人のこだわりが詰まった、
MADE IN JAPANの和紙織物クロスです。
愛媛県の製糸工場。国内外で管理された木材を使用した原料から、
材料となる和紙を漉く。本製品の品質を左右する工程。
愛知県の撚糸工場。愛媛より届いた和紙のロールを、数ミリ幅に
細くテープ状に截る。
織られた和紙を撚り、紙撚糸へと加工する。
撚りの強弱により様々な糸ができる。
本製品の表情を決める大切な工程。
京都の織物工場。紙撚糸の特性や強度に注意し、切れないよう
ゆっくり時間をかけて織り上げられる。裏打ち仕上げを施し、完成。